GAS(Google Apps Script)では、Webページを作成して公開する事が簡単にできます。
ここでは、Webページ作成から公開するまでの手順を紹介しています。
この記事の対象
Google Apps Scriptプロジェクトの作成
初めに、Googleドライブで新しいGoogle Apps Scriptプロジェクトを作成します。Googleドライブを開き、「新規」→「その他」→「Google Apps Script」を選択します。
HTMLファイルの作成
Google Apps Scriptエディタで、左側のファイルツリーから「ファイル」→「新規作成」→「HTML」を選択してHTMLファイルを作成します。このHTMLファイルは、ウェブページのコンテンツを記述するためのものです。
HTMLファイルの編集
HTMLファイルを編集してウェブページのコンテンツを作成します。以下は、簡単な例です。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>My Web Page</title>
</head>
<body>
<h1>Hello, World!</h1>
<p>This is my web page created using Google Apps Script.</p>
</body>
</html>
htmlファイルは任意の名前を付けて保存します。ここでは「TestPage.html」としています。
HTMLサービスのコードを追加
HTMLファイルを作成したら、Google Apps Scriptエディタで以下のコードを追加します。このコードは、HTMLサービスを使用してウェブページを公開するためのものです。
function doGet() {
return HtmlService.createHtmlOutputFromFile('TestPage'); // 'TestPage'はHTMLファイル名
}
ここでは「コード.gs」ファイルに追加しています。元々あった「myFunction」は削除しています。
ウェブアプリケーションとして公開(デプロイ)
プログラムが書けたら次は公開する手順を踏みます。
サイトの上右側にある「デプロイ」→「新しいデプロイ」をクリックします。
新しいデプロイを開くと次に「設定アイコン」→「ウェブアプリ」を選択します。アクセスできるユーザーを選択します。「全員」「Googleアカウントを持つ全員」「全員」から選択します。
最後に「デプロイ」で完了です。設定が完了したら、ウェブアプリケーションのURLが表示されます。コピーして表示されれば完了です。
結果
URL を変更せずに新バージョンでデプロイ
サイトを更新する度に、URLが変更される事を防ぐ方法があります。
「デプロイ」→「デプロイを管理」
「デプロイを管理」を開いたら、「編集マーク」をクリックして「新バージョン」を選択します。あとは「デプロイ」をして完了です。
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