Pythonでは関数を宣言することなく関数の役割を果たせる機能があります。ここでは、Pythonにおける「無名関数」について解説しています。
無名関数とは
無名関数とは、名前の無い関数で変数に代入して用いるものです。関数を宣言することなく関数を使用できるのが無名関数です。Pythonでは「lambda(ラムダ)」を用いることで無名関数を実現できます。
無名関数の型
#無名関数の型
変数名 = lambda 引数1,引数2,引数3...:処理内容
「lambda」の特徴として、引数を括弧で括ること、returnを書く必要がないことが挙げられます。
無名関数を用いた使用例
#無名関数を用いた使用例
test = lambda x,y: (x+y)/2
print(test(80,90))#出力結果は「85.0」です。
上記のプログラムの出力結果は「85.0」です。無名関数として、80と90を引数として処理しているプログラムとなります。