ここではPythonにおける文字列を小文字→大文字、大文字→小文字に変換する方法(lower()、upper()メソッド)について解説しています。
この記事の対象
全ての大文字→小文字に変換(lower())
lower()の型
#lower()の型
"文字列".lower()
「”文字列”」に任意の文字列を代入することで小文字に変換されます。
lower()を用いた使用例
#lower()を用いた使用例
moji = "MOJIRETSU"
print(moji.lower()) #出力結果「mojiretsu」
上記の結果は「mojiretsu」です。
全ての小文字→大文字に変換(upper())
upper()の型
#upper()の型
"文字列".upper()
「”文字列”」に任意の文字列を代入することで大文字に変換されます。
upper()を用いた使用例
#upper()を用いた使用例
moji = "mojiretsu"
print(moji.upper()) #出力結果は「MOJIRETSU」です。
上記の出力結果は「MOJIRETSU」です。
Map関数を用いて大文字化
text = "hello"
result = map(str.upper, text)
print(''.join(result))
「map()」関数はイテラブル(リスト、タプル、文字列など)の要素に対して関数を適用して、その結果を新しいイテラブルとして返すことができます。ここでは、文字列を大文字化しています。
小文字の判定(islower())
islower()の型
#islower()の型
"文字列".islower()
「”文字列”」が全て小文字であるかどうかの真偽の判定ができます。
islowerを用いた使用例
#islower()を用いた使用例
moji = "mojiretsu"
print(moji.islower())
#True
文字列中の大小文字の区別のある文字が全て小文字であればTrueでそれ以外はFalseになります。
大文字の判定(isupper())
isupper()の型
#isupper()の型
"文字列".isupper()
「”文字列”」が全て大文字であるかどうかの真偽の判定ができます。
isupper()を用いた使用例
#isupper()を用いた使用例
moji = "Mojiretsu"
print(moji.isupper())
#False
文字列の全ての文字が大文字であればTrue、そうでなければFalseになります。