Pythonにはエラー時の処理を条件別に指定する方法(try構文)があります。ここでは、Pythonにおける「例外処理」について解説しています。
try構文の型
#try構文の型
try:
#通常処理
except:
#error処理
finally:
#必ず実行したい処理
try、exceptだけでもエラー時の処理を分けることができます。しかし、最後まで必ず実行しなければならない処理があります。そんなときにfinallyを使用します。例えば、fileに値、文字を書き込んでいる最中にエラーになった場合です。必ず最後は閉じる必要があります。
try構文を用いた使用例
#try構文を用いた使用例
file_name = open("test.txt",mode = "w")
try:
file_name.write("test program.")
finally:
file_name.close()
上記のプログラムは「test.txt」というファイルに「test program.」と書き込むものです。tryの処理で通常の書き込む処理を行い、finallyで必ずファイルを閉じています。