ここでは、PythonにおけるList型の要素に対して任意の位置で分割する方法について解説しています。
分割の基本的な型
#分割の基本的な型
変数名[Start:End:Step]
分割したいListに「[Start:End]」と記述し、分割したい位置の番号の始まりと終わりの値を指定します。注意しなければならないのは、終わりの指定値は+1した値にする点です。
Stepの箇所は省略可能です。最初から最後まででStep個目の値を取り出せます。
「:」を用いた使用例
#「:」を用いた使用例1
test = [55,70,90,80,45]
print(test[2:5])#出力結果は「[90, 80, 45]」です。
上記の出力結果は「[90, 80, 45]」です。2~5までの値を取り出しています。
#「:」を用いた使用例2
test = [55,70,90,80,45]
print(test[::2])#出力結果は「[55, 90, 45]」です。
上記の出力結果は「[55, 90, 45]」です。最初から最後までで2個目に出てきた値を取り出しています。
#「:」を用いた使用例3
test = [55,70,90,80,45]
print(test[:2])#出力結果は「[55, 70]」です。
print(test[4:])#出力結果は「[45]」です。
上記の出力結果は「[55, 70]」と「 [45]」です。最初の出力結果が先頭から2つ取り出す記述です。最後の出力結果は要素の4個目から最後までの値を取り出す記述です。
上記に加えて、「-」を用いた取り出し方法もあります。
#「:」を用いた使用例3
test = [55,70,90,80,45]
print(test[-2:])#出力結果は「[80, 45]」です。
上記の出力結果は「[80, 45]」です。末尾から2個取り出しています。